オンライン個別指導vs対面個別指導——中高一貫校生にはどちらが合う?

個別指導塾を検討するとき、もう1つ悩むポイントがあります。「オンラインと対面、どちらがいいのか」です。

コロナ禍を経て、オンライン個別指導は急速に普及しました。今では多くの塾がオンライン指導を提供しており、選択肢として十分に成熟しています。

「うちの子は画面越しで集中できるのか」「対面のほうが質が高いのでは」——こうした疑問を持つ保護者は多いですが、結論から言えばどちらが優れているかは一概には言えません。お子さまの性格、学習環境、通塾の条件によって最適解は変わります。

この記事では、オンラインと対面それぞれのメリット・デメリットを整理し、中高一貫校生にとってどちらが合うかの判断基準をお伝えします。


対面個別指導のメリット・デメリット

メリット

① 講師が生徒の「空気感」を読める。 対面では、生徒の表情、手の動き、ペンの止まり方から「ここで詰まっているな」「理解できていないな」を察知しやすいです。言葉にしなくても、講師が気づいてフォローしてくれます。

② ノートや教科書をそのまま共有できる。 体系数学のこのページ、と指さしながら説明できるのは対面ならではの強みです。図形の問題で「ここに補助線を引いて」と直接ノートに書き込める手軽さがあります。

③ 「塾に行く」こと自体がスイッチになる。 自宅では勉強モードに入れないタイプの生徒にとって、物理的に場所を移動することが気持ちの切り替えになります。

デメリット

① 通塾に時間がかかる。 片道20〜30分の通塾は、往復で1時間の時間ロスです。部活がある日はさらに厳しくなります。

② 講師の選択肢が限られる。 近隣の塾に中高一貫校の教材に詳しい講師がいるとは限りません。地方在住の場合は特に選択肢が狭くなります。

③ スケジュールの柔軟性が低い。 テスト前に授業を追加したい、振替をしたいといった要望に対応しにくい場合があります。


オンライン個別指導のメリット・デメリット

メリット

① 全国から最適な講師を選べる。 オンラインであれば、地域に関係なく中高一貫校の教材に精通した講師を見つけることができます。「体系数学を使っていた東大生講師」を指名できるのは、オンラインならではの強みです。

② 通塾時間ゼロ。 移動時間がないぶん、部活との両立がしやすく、テスト前に授業を追加する柔軟性も高いです。

③ 自宅のリラックスした環境で受けられる。 緊張しやすい生徒や、慣れた環境のほうが集中できる生徒にとっては、自宅で受講できることがプラスに働きます。

④ 授業の録画・振り返りが可能な場合がある。 オンライン塾によっては授業を録画でき、後から見返して復習できるサービスもあります。

デメリット

① 集中力の維持が難しい生徒がいる。 画面越しの授業は、対面に比べて「緊張感」が薄くなりがちです。自宅にスマホやゲームなどの誘惑がある環境では、集中できない生徒もいます。

② 通信環境に依存する。 Wi-Fiが不安定だと授業が中断し、学習効率が下がります。

③ ノートの共有に一手間かかる。 生徒がノートをカメラに映す、タブレットに書き込む、画面共有するなど、対面と比べて教材の共有に少し手間がかかります。ただし、最近はタブレットやペンタブを使った共有ツールが進化しており、この差は縮まっています。


中高一貫校生にとっての判断基準

判断基準1:通塾の負担

中高一貫校の生徒は通学に30分〜1時間以上かかることが多く、部活もあるため、塾への通学時間が大きな負担になりがちです。

通塾に往復1時間以上かかる場合は、オンラインのほうが時間を有効に使えます。浮いた1時間を自習や復習に充てるほうが、成績への効果は大きいです。

判断基準2:お子さまの自己管理能力

オンライン指導は、自宅で受講するため、授業時間以外の自己管理が求められます。

授業前にきちんと教材を準備できる、授業中にスマホを触らない、授業後に自主的に復習できる——こうした自己管理ができる生徒にはオンラインが向いています。

逆に、「家では絶対に勉強できない」「誰かに見られていないとサボる」というタイプの生徒には、物理的に塾に行く対面指導のほうが合っています。

判断基準3:近隣に中高一貫校対応の塾があるか

住んでいる地域に、中高一貫校の教材に対応できる個別指導塾があるかどうかは大きなポイントです。

都心部であれば選択肢は多いですが、郊外や地方では中高一貫校対応の塾が見つからないことも珍しくありません。その場合、オンライン個別指導が唯一かつ最良の選択肢になります。

判断基準4:お子さまの好み

最終的には、お子さま本人が「どちらの環境で勉強しやすいか」が最も重要です。

対面・オンラインの両方で体験授業を受けてみて、お子さまに「どちらがやりやすかった?」と聞いてみてください。本人の感覚に従うのが、長続きする環境選びのコツです。

「ハイブリッド型」という選択肢

最近では、対面とオンラインを組み合わせた「ハイブリッド型」の指導を提供する塾も増えています。

通常はオンラインで受講し、テスト前だけ対面で集中指導を受ける。あるいは、週1回は対面で残りはオンラインにする。こうした柔軟な使い方ができる塾であれば、対面とオンラインの両方のメリットを享受できます。


よくある誤解:「オンラインは質が低い」は本当か

「やっぱり対面のほうが質が高いでしょ?」——保護者の方からよく聞かれますが、これは必ずしも正しくありません。

指導の質を決めるのは「対面かオンラインか」ではなく「講師の力量」です。力量のある講師がオンラインで指導するほうが、力量の低い講師が対面で指導するよりもはるかに効果的です。

オンラインの最大の強みは「講師の質で妥協しなくていい」ことです。近所に良い塾がないからと言って妥協する必要がなく、全国から最適な講師を選べます。

教育研究でも、個別指導においてはオンラインと対面で学習効果に有意な差がないことが複数の研究で示されています。


まとめ:「環境」ではなく「講師の質」で選ぶ

オンラインか対面かの選択で最も重要なのは、「どちらの環境にいるか」ではなく「どんな講師に教わるか」です。

通塾の負担が大きいなら、オンラインを選ぶことで時間を有効活用できます。自宅では集中できないなら、対面で場所を変えることが効果的です。どちらの場合も、中高一貫校の教材に精通した質の高い講師を選ぶことが、成績改善の最大のポイントです。

武蔵野予備校FLEXでは、対面指導を基本としつつ、オンラインでの受講にも対応しています。東大生講師の質は対面でもオンラインでも変わりません。お子さまの状況に合わせて、最適な受講スタイルをご提案します。


\ まずは無料で相談してみませんか? /

武蔵野予備校FLEXでは、現役東大生講師による無料の学習相談を実施しています。お子さまの成績状況や学校のカリキュラムをお聞きしたうえで、最適な学習プランをご提案します。

▶ 無料学習相談のお申し込みはこちら

無料学習相談に申し込む→