中高一貫校の定期テストの点数を「あと20点」上げるための勉強計画テンプレート


「あと20点上がれば平均点を超えられるのに」

中高一貫校の定期テストで、この「あと20点」の壁に悩んでいる生徒は非常に多いです。40点台から60点台へ。50点台から70点台へ。この20点の差は、才能やセンスの差ではなく、勉強の「やり方」と「計画」の差で説明できることがほとんどです。

この記事では、次のテストで20点上げるための具体的な勉強計画テンプレートを、そのまま使える形でお伝えします。


「あと20点」はどこから取るのか

20点の内訳を分解する

漠然と「20点上げよう」と思っても、何をすればいいかわかりません。まず、20点をどこから取るかを具体的に決めます。

前回のテストの答案を見ながら、失点を以下の4タイプに分類してください。

タイプA:ケアレスミスによる失点(計算間違い、記号の書き間違い、問題の読み間違い) → ミスを防ぐ仕組みを入れるだけで回復できる。最もコスパの高い得点源。

タイプB:「やったのにできなかった」失点(勉強したはずなのに本番で解けなかった) → 理解が浅い状態で止まっている。解き直しの回数を増やせば回復できる。

タイプC:「手をつけなかった範囲」の失点(テスト範囲を全部やりきれなかった) → 勉強の開始を早め、計画を立てれば回復できる。

タイプD:「まったくわからない」失点(解き方の見当もつかなかった) → 基礎の遡り学習が必要。短期的な対策では回復しにくい。

20点を上げるための最も効率的な戦略は、タイプA→B→Cの順に対策することです。タイプDは時間がかかるため、まずはA〜Cだけで20点を稼ぐことを目指します。

「20点」の目安

中高一貫校の定期テスト(100点満点)において、各タイプの典型的な失点は以下の程度です。

タイプA(ケアレスミス):5〜10点分 タイプB(理解不足):10〜15点分 タイプC(未着手範囲):5〜15点分

A+Bだけで15〜25点分の改善余地があります。つまり、「ミスを減らす」と「理解を深める」の2点に集中するだけで、20点アップは十分に射程圏内なのです。


20点アップのための勉強計画テンプレート

テンプレートの使い方

以下のテンプレートは、テスト2週間前から使います。日付を書き込んで、毎日のタスクを消化していってください。

教科は「最も点数を上げたい教科」を1〜2教科選んでください。全教科を同時に20点上げようとすると力が分散します。まず1教科で成功体験を作りましょう。


【14日前】現状分析(30分)

□ 前回のテスト答案を引っ張り出す □ 失点をタイプA〜Dに分類する □ 「ここを改善すれば20点取れる」ポイントを3つ書き出す

【13日前】テスト範囲の全体確認(30分)

□ テスト範囲を教科書で確認する □ 各単元を◎△×で仕分ける □ ×の単元のうち、前回のテストでも失点していたものに★をつける(最優先)

【12〜10日前】★単元の基礎復習(各日45分)

□ ★がついた単元の教科書の例題を解き直す □ 解けなかった例題は解説を読み、翌日にもう一度解く □ 例題が解けるようになったら、問題集のA問題に進む

【9〜7日前】△単元の演習(各日45分)

□ △の単元の問題集A問題を一通り解く □ 間違えた問題に×マークと日付をつける □ 余力があればB問題にも挑戦する

【6〜4日前】間違い問題の解き直し(各日45分)

□ ×マークがついた問題だけを解き直す □ 解けた問題は○をつける □ まだ解けない問題は、解法を3回音読してからもう一度解く

【3日前】テスト範囲の通し演習(60分)

□ テスト範囲全体のA問題を最初から最後まで通して解く □ 解けなかった問題をリストアップする(=最終チェックリスト)

【2日前】最終チェックリストの攻略(45分)

□ リストの問題を集中的に解き直す □ 公式や要点を自作のまとめシートに整理する

【前日】最終確認(15分)

□ まとめシートを見返す □ 公式を声に出して確認する □ 早めに寝る

【テスト当日朝】直前チェック(10分)

□ まとめシートを最後に一読 □ 「基本問題は絶対取る」と心の中で確認する


テスト中の「20点を守る」チェックリスト

テスト用紙が配られたら、以下を実行してください。

□ まず全問に目を通し、解ける問題から着手する □ 基本問題を最初に全部解く(ここで確実に得点を固める) □ 計算問題は1問ごとに検算を入れる □ わからない問題に5分以上かけない(飛ばして次へ) □ 時間が余ったら、飛ばした問題に戻る □ 最後の5分は見直しに使う(名前の記入確認も)


「20点アップ」を実現した生徒に共通する3つの行動

行動1:前回のテスト答案を捨てずに活用した

テストが返却されたとき、多くの生徒は点数を確認して答案をしまい込みます。しかし20点アップを実現した生徒は、答案を「次のテストの教材」として活用していました。

「前回どこで落としたか」を知ることは、「次にどこを重点的にやるか」を決める最も確実な情報源です。

行動2:勉強時間を増やすのではなく「やることを絞った」

20点アップを達成した生徒は、勉強時間を大幅に増やしたわけではありません。むしろ「やるべきこと」を絞り込み、その部分に集中して取り組んだことで、限られた時間で最大の効果を出しています。

テスト範囲のすべてを均等に勉強するのではなく、「この3つの単元を完璧にする」と決めて集中する。この「選択と集中」が、20点アップの鍵です。

行動3:ケアレスミスを「次は気をつける」で片づけなかった

ケアレスミスを「次は気をつけよう」で終わらせず、「なぜミスしたか」「どうすれば防げるか」を具体的に考え、テスト中の検算ルールとして定着させた生徒が、実際に失点を減らしていました。

「符号のミスが多い」→「移項した後に必ず符号を確認する」 「単位の付け忘れが多い」→「最後に全問の単位を確認する時間を取る」

このレベルまで具体化することで、「気をつける」が「仕組み」に変わります。


まとめ:20点は「計画」で取れる

あと20点を上げるために必要なのは、頑張ることではなく、計画することです。

前回の失点を分析し、改善ポイントを3つに絞り、2週間前から計画的に対策する。このテンプレートに沿って実行するだけで、次のテストで20点アップは現実的な目標になります。

武蔵野予備校FLEXでは、東大生講師がお子さまのテスト答案を分析し、「この20点をどこから取るか」を一緒に設計します。漫然と勉強時間を増やすのではなく、ピンポイントで効果が出る対策を打つ。それがFLEXの定期テスト対策です。


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